排便の仕組みってどうなっているの?

健康な毎日を送るためには、快適な便通が不可欠であると言えますが、それでは排便の仕組みというのは一体どうなっているのでしょうか。
まず、食事をしてから、数時間後に便意を感じることが多いですから、体内にとりこまれた食物が消化・吸収されるのに、数時間かかっているのだろうと思われるかもしれません。
しかし、実際には、この時に出てくる便の大部分は、新しく腸に入ってきた消化物によって押し出された旧い便であることが殆どです。
例えば、数時間前に摂取した食事の量は少なかったのに、かなりの量の便通があったという経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
このような経験は、排便が先入れ先出し法によってなされていることの証です。
そして、このような傾向は、特に朝方に多いと言えます。
それは、脳の活動が停止している睡眠中に、腸の活動が活発になって、腸の表面に付着している便を掃除してくれる仕組みになっているからなのです。
このような腸の仕組みによって、朝食後の便通時には、日中よりも便の量が多めなのです。
しかし、腸の中にガスが溜まってしまうと、このような腸の活動はブロックされてしまうのです。

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排便を習慣にするにはどうしたらいい?

常に下腹部が張っていて不快だったり、ガスが出やすく、口臭が気になるようになったと感じる人は完全に便秘症かも知れません。
最後に排便したのが三日前や一週間前であると言う人も少なくありません。
こうした便秘症に悩む人は生活習慣や食習慣に問題を抱えていることが多いと言えます。
毎日ハンバーガーやインスタント食品などを食べていると野菜不足で食物繊維が欠乏しています。
また、毎日起床時間が異なったり、寝る時間もまちまちであると排便時間もバラバラになってしまいます。
決まった時間に毎日排便がないと、どうしても便秘になりやすいと言われています。
そのため、生活全般の習慣を改善していく事が大事です。
例えば夕食に、必ずヨーグルトや納豆などと言った乳酸菌の食材を取り入れて毎日食べるようにします。
すると、腸内が善玉菌の良い環境になり、毎朝決まった時間に便意を感じやすくなり、スムーズに便が出るようになります。
また毎日たくさんの水を飲むことを習慣にするのも良いでしょう。
水を飲むことで便が柔らかくなりスムーズに押し出されるようになります。
また運動などを習慣にすると腸が刺激され便意を感じやすくなります。

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排便過多の症状は病気なの?

腸の長さに個人差があるように、排便の回数にも個人差があり過多の状態になった時、健康に不安を感じたりします。
便は健康のバロメーターですから、一日の回数や形状、色とか臭いを毎日確認することで、自分の身体の状態の変化を把握することが出来ます。
健康な人の便は、黄土色でチューブ式の歯磨き粉くらいの硬さがあり、バナナくらいの長さです。
日本人は和食で植物性のものを多く摂るため、欧米人より回数が多いと言われますが、近年、食生活の欧米化で日本人にも便秘の人が増えています。
胃腸の働きが活発で消化の良いものを食べ続けると、食べてから排便まで20時間程度ですが、その反対の場合は100時間程、排出にかかる場合もあります。
排便過多の場合は、腸内環境が大きく影響してきます。
腸内環境が悪くなるとストレスや環境の変化を敏感に感じやすくなり、腸の働きに悪い影響を与え、便が早く肛門まで押し出されてしまい排便過多となります。
過敏性腸症候群は腸の神経をコントロールする自律神経の異常によるもので、ストレスとか生活習慣などの様々な要因から起こります。
検査では炎症などの異常がないのに便秘や下痢・腹痛を生じるもので、ストレスの多い先進国に多く見られます。

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排便の回数はどのくらいが適当なの?

便秘で何日も排便がないということで、苦しんでいる方もおられるかもしれません。
かと思うと、一方で、一日に5回・6回と排便をするという方もいるようです。
便秘をしている人の立場からすると、このように排便の回数が多い方は羨ましいと思われるかもしれませんが、本当にこのような便通の多さが望ましいものなのでしょうか。
1日に便通の回数がどのくらいであれば、適当と言えるのでしょうか。
まず、1日に1回は便通があったほうが良いということは、誰もが納得することでしょう。
また、便通の回数が、1日に2回というのも、納得のいくところです。
それでは、1日に3回というのはどうでしょうか。
ちょっと多いような気もしますが、1日に3回食事をとっているということを考えるならば、この回数も納得がいくところです。
ですが、4回以上ということになりますと、多すぎると言えるのではないでしょうか。
このように便通の回数が多すぎる場合には、食事の摂り過ぎということが考えられますので、1日の便通を1回から2回くらいに抑えることによって、体重を減少させるダイエット効果も期待することもできます。

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1日に何回もするのは健康なの?

便秘に困っている人とは反対に、1日に何回も排便をしているということに困惑している人も多いかもしれません。
1日に何回も排便をすることは、異常なのではないかと心配になります。
まず、これだけ排便が何回もあるということは、腸の運動が活発で健康であるということだと言えます。
それでは、なぜ便通の回数が多くなってしまうのでしょうか。
第一に、食べ過ぎということが考えられます。
この場合には、栄養の摂り過ぎということも考えられますので、1日の便通が多くなり過ぎないようなレベルに食事の量を抑えたほうが良いと言えるでしょう。
第二に、水分の摂り過ぎで便がゆるくなっているという原因も考えられるでしょう。
この場合には、便が軟便となる傾向がありますので、食事の水分をすこし控えるようにしたほうが良いでしょう。
第三に、排便を早めにする習慣が原因ということも考えられます。
例えば、毎日運動をする習慣があって、運動の前には必ず便を出しておくようにしている場合などです。
このような場合には、健康上の問題はないと言えるでしょう。

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でも、そういったことがわかっても、排便が改善しないと残念です。
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